古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日はいい天気だった

 散髪にいく。
 「ヒゲ真っ白ですね」
 「そうかなあ」
 「このままだとクリスマスに間に合いますね」
 「………」
 ちょっと返事ができなかった。どうも答えにくいことを言うんだ、この散髪やさん。
 前にも、私の頭、白髪が輪のようになっていたのだが(今も?)、
 「運動会のとき鉢巻きいらないですね」と言われたことがあったなあ。オモシロい人。
 善行堂のすぐ近くなので、開店したことも知ってるのだけど、
 「本業もあるので、大変ですね」と。
 善行堂、仕事と思われてないのだ。
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 聖智文庫さん、ご来店。
 お土産に、『古本泣き笑い日記』他を頂く。
 サインまで入ってました。自分のだけどうれしい。何でもうれしがる男だな。ちょっと飲んでます。
 いろいろアドバイスをしてもらう。聖智さんにはお世話になってばかり。本もたくさん買って頂いた。
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 葉月さん、知人の方と、ご来店。
 またまた、本の好きな方でした。じっくりと選んでもらいました。本の見方でその人の読書傾向が少しわかるのではないでしょうか。
 楽しそうに棚を見てもらっているとき、こちらまで楽しくなりました。思わず笑顔になりました。
 山田稔天野忠、など買っていただきました。玉置保巳の本を探しているとのことだったので、取り置きだけど編集工房ノアの2冊を手に取ってみて頂いた。板倉鞆音も探しておられるということで、そんなこともうれしかった。自らも、詩を書かれるのだそうです。
 葉月さんとも話ができました。金子さんの詩集、読みたいと言ってもらいました。きっと金子さん、知恩寺までにまとめると思いますよ、と言っておく。 そうなると善行堂でも売りますので。岡崎に推薦文を書いてもらいたい。こんなところで呼びかけるのはどうかと思うけど、金子さん、がんばって、昔のものと今のもの、まとめてくださいよ。