古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

休日の過ごし方

 ボウモア17年をひとくち飲むと目が覚めた。みごとな芳醇に身体が目覚めた。
 今日は、まず府立図書館にあることを調べに行った。一冊借りてきた。
 ついでに、リンゲルナッツの『運河の岸辺』を館内で見る。前から持っているのと同じ装幀だった。これが基本のものか。
 水明洞に寄るも何も買えず。ブックオフでも2冊だけ。この前の火曜日とえらいちがう。
 エレファントファクトリイで西川さんと待ち合わせる。
 マスターに「古書善行堂」のこと聞かれる。はやく案内のハガキをつくって配りたい。
 美味しい珈琲を飲みながら、西川さんと色々相談する。
 別冊が秋に出るかも。これは楽しみ。うまく進めばいいが。
 フリーペーパーも2号が出るかも。
 1号はもうあまりないですよ。それにしてもサンポマガジン攻めていますね。西川さんにもエネルギーを感じました。これから何をやらかすか、注目していきましょう。西川さんの話を聞きながら、わくわくどきどき、楽しい時間でしたよ。「ジャズの専門店 ミムラ」さんに行きたいねという話もしましたよ。ジャズファンの方、一度行ってみてください。ミムラさんが最高なんです。ミムラさんが近くにいたら、きっと私のCDは2倍ぐらいの量になるでしょう。小さな店だけど、まさに憩いの場です。はやく行きたいナ。末広書店の近くだというのもうれしい。ミムラさんの店のような店にしたいとホント思ってます。ちょっと書きながら興奮してきました。
 西川さんとブックファーストへ。フリーペーパーの2号を手に入れる。担当のUさんは休み、残念。カラーヴァージョンが欲しかった。品切れ文庫、よく売れていました。ありがたいです。31日までやってますのでよろしくお願いします。
 西川さんと別れ、三密堂へ。4冊ほど買うと、下鴨のうちわを下さった。いよいよですよ、下鴨での古本まつり。安い本が大量にでます。私はもう準備にかかってます。作戦たてたり身体鍛えたりと。
 電気屋さんで、電話をみる。
 高島屋にも寄る。出たところで、扉野くんとばったり。立ち話のなかで気になったのは、「山本さん、関口良雄の書いたもの持ってますか」というところ。今度持って来てくれるという。見たいです。
 扉野くん、にこにこして楽しそう。近々、いいことがあるのだろう。
 銀林堂で、フリーペーパー2(古本ソムリエの文庫案内)をコピーする。明日、善行堂にも並べます。
 コピーのあいだに店内を見てまわり、平居謙の大型詩集『無国籍詩集アニマルハウスだよ!』を発見して購入する。
 本文デザインと装幀は林哲夫