古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

やっと出た『京都の迷い方』

zenkoh2009-05-15

 久しぶりにたっぷりと寝たので気持ちがいい。やっぱり人間、睡眠が大切だ。
 エルマガジン社から、『京都の迷い方』が届く。
 私は2本書かせてもらった。
 坪内稔典さんについて書けたのは、うれしかった。一番会いたかった人で書きたかった人なのだから。
 やっぱりエルマガジン、きれいに作ったな。パラパラめくって楽しい。これで1200円は安い。しばらくはカバンに入れて持ち歩こう。
 稔典さんとカバの写真がまたすばらしい。わたしもちらっと写っています。
 2時頃、一番星でラーメンを食べて、水明洞へ向かう。
 松之助文庫『鼠小僧猫塚』、高橋筑峰、大正9年8版、春江堂書店、裏表紙が取れてしまっているが100円。
 田中美知太郎『哲学のために』、レグルス文庫(新書版)、100円。
 多田謡子『私の敵が見えてきた』、編集工房ノア、100円。
 ブックオフで、太宰治の『女生徒』、これは、佐内正史の写真が入った横長、作品社の本である。
 4時ごろ、decoさんと「猫町」インタビュー。店主はジャズ喫茶「ザックバラン」で若いころバイトをしていたという。