古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

自分で床に板が貼れるだろうか

zenkoh2009-05-11

 たくさんのコメントを頂き、感謝の気持ちでいっぱいになった。ほんとに励まされた。不安なんですよやっぱり。塾をいきなり止めない方がよかったのでは、とか色々考えるわけです。
 いくらガケ書房の近くだといっても、ぼくの店に来ていただけるかどうかは分からない。ほぼ30年間、せっせと買ってきた本の質については自信を持っているが、でもそれも店に来てもらっての話なのだ。
 今日、ガケ書房に寄り、山下くんと子子子ちゃんに店舗決定のことを話す。「全面的に応援しますよ」と、ありがたい言葉をもらい、ここでも又感謝。
 今、内装の見積もりを待っているところ。とても払えない金額になりそうなので、自分でやらないといけないだろう。できるかな、などと暢気に考えている。そんなことなので、今、時間はたっぷりある。古本を探しに出かけた。
 上海ラヂオで。
 ミラン・クンデラ『微笑を誘う愛の物語』。帯にクンデラ唯一の短編集とある。山本容子のカバー装画。
 梅棹忠夫民俗学博物館』、昭和50年講談社、墨筆献呈署名入り、丁寧ないい字だな。
 今東光河内カルメン』、『朝日新聞の記事に見る 恋愛と結婚〔明治・大正〕』(朝日文庫)など文庫数冊。
 このあと、いつものコース。終点は三密堂。
 井上通泰の『今様歌』続編第二集、和装、非売品225部印刷、がうれしかった。表紙にタバコのコゲアト2つ。
 ブックオフで、『青山二郎の眼』。これは特にうれしかった。別冊太陽じゃないですよ。MIHO美術館などで開催された図録です。
 これは行けなかった。図録だけでも、と思っていたのだ。三条ブックオフはやっぱりすごい。
 吉岡書店で、「ソムリエさんですか」と声をかけてもらう。
 大学の先生で、今日は京大で授業があるという。いろいろ話を聞いてもらう。本の話、古本屋さんの話、女の子の話、大好きです。
 高島屋で、リーバイス501を買う。