古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

善は急げ

 わたしはいつも呑気でとくに古本以外のことではぐうたらぐうたらしているのだが、今回はさすがに動き回っている。
 といっても今日一日だけのことだけれど。
 10時に不動産屋さんへ行き相談、帰りに竹岡さんに挨拶していろいろ話す。家に戻り焼き飯を作ったら、これがめちゃめちゃ美味い。
 吉岡書店をのぞき、それから京阪電車に乗る。車中では四天王寺さんの目録。そして、ヘミングウェイの『移動祝祭日』を再読。
 三条と京橋のブックオフで。
 ラーフ・フォックス『ジンギスカン』、由良君美訳、ちくま文庫
 『クリスマス・キャロル』、村岡花子訳、ジュニア版世界文学の玉手箱15、河出書房新社、文庫。
 佐藤忠男小津安二郎の芸術』、上下、朝日選書。
 白洲正子『いまなぜ青山二郎なのか』、新潮社。
 由良佐和子詩集『雲の階段』、編集工房ノア
 『森本敏子詩集』、編集工房ノア
 森本敏子詩集『樹のある方へ』、編集工房ノア天野忠の絵がカバーに使われている。装幀は、加藤恒彦。
 いよいよ、ガケ書房の子子子ちゃんのハンコ展がありますよ。
 8日から雨林舎で。消しゴムのハンコですが、わたしもたくさん作ってもらってます。初日に行きたいと思っています。雨林舎にもまだ行ったことがないので楽しみです。
 今、「日本の古本屋」で遊んでいたら、大谷晃一『ある出版人の肖像 矢部良策と創元社』が2100円で出てました。ぼくは持っているのでいいのですが、きっと探している人がいると思うのでひとこと書いておきます。もう一冊買っておこうかなあ。