6月6日から、大阪古書会館で、「モダン古書展」がある。
その目録を見ると、いい本がたくさん出ている。
「モズブックス」さんも参加するみたいです。モズさんがんばれ。
もちろんぼくも行きます。
いろいろとやることがあって、ひとつひとつ片付けていかないと。
まず、ジュンク堂イベント用の古本を選ぶこと。100冊ぐらいを選ぶつもりだ。
やはり、二冊以上持っている本から選ぶ。例えば、松尾邦之助『巴里物語』とか、『開高健書誌』とか。
古い海外小説なども出そうかどうか考えている。あと映画、美術、なども。6月1日からなので、来週中
には送らないといけない。阪急百貨店でのときもそうだったが、朝一番に来てくださる方のためにも、
いい古本を出さないとね。
それと、新ミニコミのジャズ特集の原稿。こちらは、今ジャズを聴きまくっているので楽しんで書ける。
まだ書き出していないが、何を書こうかと考えるのも楽しい。
今日も、雨が降り出していたが、散歩しながら、タイトルや内容のことを、あれこれ考えた。
歩きながら考えるのが好きで、原稿がどうしても進まないときなど、ぶらっとすぐ外へ出る。
それで、古本屋さんにはいったり、喫茶店、ジャズ喫茶に入ったりするのだが、入ってしまえば、ぼくの
場合あまり考えられなくなるのだ。
今日は、行き詰まっているわけではないので、のんびりと散歩を楽しんだ。
水明洞に。
雨のときは店頭の箱の数が少ないので今までは水明洞に足が向かなかったが、店内にも100円均一棚が
出来たので、晴れても雲っても雨の日でも、水明洞ということになる。
谷川徹三編『志賀直哉の作品』の下があった。この前、上を買っといてよかった。
林房雄『赤ちゃん誕生』昭和31年、講談社。
岩野泡鳴『泡鳴五部作』の上、創元選書。
近松秋江『黒髪』、創元選書、
アラン『ラニョーの思い出』、昭和55年、筑摩書房。
このあと、JEUGIAでジャズCDを色々見る。
帰りかけたとき、あっと驚くCDに出会えた。こんなものまでCDになったのか。うれしくてもちろん買った。
このぼくの好きなピアニストについて、新雑誌に書こうと思う。
歌伴の名手、エリントン曲集も出してます。