古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

右手に脚立、左手に古本。

 階段に白い錆び止めを塗る。
 二階の方から順に塗っていくが、下の方にきてあることに気付いた。
 これは困った。乾くまで二階に上がれない。カバンも水明洞で買って来た本も二階だ。
 なかなか乾かないんだこれが。
 水明洞では、琵琶湖のなまず先生が帰ったあと、数冊の追加があった。
 その中から数冊購入する。
 川島理一郎『旅人の眼』、昭和12年、龍星閣。
 『シルレル小説集』、昭和2年、奥津彦重訳、天金、岩波。
 などなど。明日も行こうっと。