古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

金関寿夫

 青木正美『自己中心の文学』(博文館新社)を読む。
 日記が語る明治大正昭和。
 『ある古本屋の生涯ー谷中・鶉屋書店と私』もよかったが、今回のも面白い。青木さん、どんどん書いてほしい。
 ーーーーー私は相変わらず書くより買う方。
 金関寿夫『魔法としての言葉』、思潮社。こういう本が105円で買えるから、古本めぐりがやめられないのだ。まあ何も買えなくても行くけどね。
 滝田ゆう『昭和夢草紙』、新潮社、こういう本が105円で買えるから、古本めぐりがやめられないのだ。
 ジョージ・スタイナー『悲劇の死』、筑摩叢書、105円。
 ジェフリー・ディーヴァー『魔術師』、105円。
 『岡本かの子全集』5、ちくま文庫、105円。