古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

カバになろう

 読売新聞の夕刊を見たら、坪内稔典「カバになる」という連載が始まっていた。
 坪内稔典さんは、カバのように考えたり感じたりしたい、という。また全国のカバを訪ねたとも。
 こんな句もある
 ーーー桜散るあなたも河馬になりなさい
 カバヤ文庫物語という著作もある。読んで面白かった記憶はあるが、さてどこに置いたか。もしかして売ってしまったかも。
 まあいい、この「カバになる」は切り抜いて持っておこう。
 車中で、『マネキン・ガール』を読了し、高見順『エロスの招宴』を読む。