古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

青山ブックセンター用、渋谷コショテンマップ、

zenkoh2008-09-15

 渋谷コショテンマップ、届く。実際歩いて作ったというだけあって、よく出来ている。いろんなところでもらってやって下さい。京都では、ガケ書房恵文社に置いてもらえるか、頼んでみるつもり。この地図を持って渋谷を歩きたい。
 今日は、朝から、上海ラヂオ。安いけれど、昨日書いたように、置き場所の関係で、あまり買えない。
 岡田斗司夫『二十世紀の最後の夜に』。
 三遊亭円之助『はなしか稼業』。
 エリザベス・グージ『まぼろしの白馬』石井桃子訳。
 常盤新平訳編『フランス風にさようなら』。
 マーサ・グライムズ『桟橋で読書する女』。
 子子子ちゃんは、たくさん買っていた。
 「こんにちは、山本さん」という声がしたので、顔をあげると、岡崎武志のお母さん。
 今日早く東京に戻ったという。
 家にもどり、昼寝をしてから、ガケ書房へ。
 夜は、ジャズを聴きながら読書。
 ズート、レイ・ブライアントコルトレーン、など。
 高見順の『エロスの招宴』を読み出したら、最初にマネキンガールのことが出てきた。
 それで、丸山薫夫人の丸山三四子『マネキン・ガール』を思い出した。この本は、副題に、詩人の妻の昭和史とあるように、丸山薫周辺の詩人達も登場し、楽しい読物になっている。こういう本は、歩いて探すのはなかなか大変だが、ネットで検索すればすぐ見つかる。前にもどこかでこの本の面白さ紹介したと思うが、興味ある方は読んでみてください。
 夜、ヤフオクを見ると、ずらっと加能作次郎が。安いようにも思ったが、でもそこそこの値段なので、迷う。結局一冊も買えなかった。だまって見ていただけ。一番欲しかったのは、『支那人の娘』。まあ仕方ない。