いろいろとやらねばならぬ事多い。古本を少しひかえようと思った。毎日行くのはやめておこうと思った。これは本当にそう考えている。エネルギーを書く方に使いたい。ここにきて、書いておきたいことが色々でてきた。
そんなことを考えながら水明洞に着いた。
外の箱にあったのが、
伊達得夫発行の「ユリイカ」、特集は、リルケ研究。100円。
ほこりを払い、表紙をティッシュで拭き、パラフィンをまくと、見違えるようになった。
長谷川龍生「わが放浪3」が載っていて興味深く読んだが、これは全部読みたくなった。まとめられて本になっているのかどうか。表紙をめくると、真鍋博の絵が。
店内にも100均棚ができていた。
村上春樹、佐々木マキ『羊男のクリスマス』は、今年のクリスマスに、ガケ書房善行堂に出そう。
新進傑作小説全集『岡田三郎集・尾崎士郎集』は、小型本。
『笑話宝玉集』は、キング附録。
舟橋聖一『雪夫人絵図』は、岡村不二装幀。
『明治大正文學美術人名辞書』(大正15年、立川文明堂)は、調べるのではなく、読んでいくと面白そう。それにしても100円とは。
やっぱり毎日覗かんとあかん、などと考えながら自転車をこぐと、今村書店に着いた。
店頭100円台から、
藤沢桓夫『将棋百話』と、井上光晴『死者の時』(角川文庫、駒井哲郎カバー)
100円でも、ええ本買えるな。
「コミックショック」にも寄って、
西川満『ちょぷらん島漂流記』、105円だった。