モームの『アシェンデン』を読んでいる。阿部昭の『大いなる日』も読んでいる。開高健の『フィッシュ・オン』も読み始めた。そして「古本ナウ」用の本もかばんに入れている。
こころが分裂しかけているのじゃないか、と少し心配になる。
ガケに古本を追加しにいく。
子子子ちゃんとうめのくん。いろいろはなしをした。
きりりんさんの箱も出来ていた。いい本がありましたよ。
ぶんこ堂で、大正5年重版のちっちゃな英語の辞書、チャールズ・ラムの「シェイクスピア物語」の小型本を買う。こちらも大正の本で、研究社のポケットリーダー。
河出文庫特装の、武者小路実篤の『人生とは何か』。日野啓三の『都市という新しい自然』なども。
みんなで600円だった。
福田屋さんで、この前見せてもらった江戸川乱歩訳のコナンドイル『恐怖の谷』、昭和21年初版、平凡社を売ってもらう。
開高のフィッシュ・オンの大型本は、持っていない。新潮文庫もいい出来(綴じ)なのであるが、やっぱり秋元啓一の写真もあることだし、大きな本も欲しくなる。これがやはり安くはない。自分へのクリスマスプレゼントとして買おうか。
しかし、開高の文章はいいなあ。うまいなあ、といつも思う。うまいウイスキーが飲みたくなる。昨日深夜も読み続け風呂にも持って入った。そのため新潮文庫はふわふわになった。やっぱり大型本を買うしか無いか。