大阪公立高校の後期試験、発表があった。
これで、前期後期、塾の生徒は全員合格した。合格した日の生徒たちの顔はほんとに嬉しそう。握手して健闘をたたえる。
これで一仕事終わった。
今日は午前中に、マルギン前100均があった。いろいろ取り混ぜ、11冊買った。
自転車に乗って二条通へ。今京都で最も面白い「水明洞」に入る。店内にも100円本があるので、外にいる時間が短くなった。
それと昨日まで、500円付いてたのが、100円になっていることもある。ほんとにマメな大将だ。「水に◯、500」を消して「100」に直しているのだから、スゴイ。今日もそんな一冊を見つけた。
久保田万太郎『だれにいふともなく』、昭和22年、演劇文化社、2500部限定、函なしだけど、100円。
高見順『今ひとたびの』、昭和21年、鎌倉文庫、これは前からあって、100円。
ヘンリー・ミラー『北回帰線』、大久保康雄訳、昭和28年、現代アメリカ文學叢書、新潮社のこの装幀好きだ。本邦初訳とある。100円。
電車のなかで初稿ゲラをチェックする。途中何度もニヤニヤする。
吉田精一『随筆入門』を読み返したくなる。この本、岡崎もぼくも影響受けた。対談でも大きく取り上げている。持ってないひとは探し出して読んでおいてほしいなあ。
生徒に頼まれてた、シャーロック・ホームズを貸す。読みたい本があれば探してくるよ、と生徒たちに言っている。
ブックオフで、『装幀のムーヴメント』を見つけた。これは持っているので、売るために。
帰りに「ラッシュライフ」に寄って閉店までいる。コールマン・ホーキンスのライブ盤がとてもよかった。ロイ・エルドリッジも参加。
やっぱりジャズはライブが最高だと思った。小さな空間で仲間たちと好き勝手に演奏しているのが、ぼくは好きだ。