古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

岡崎と飲む

zenkoh2008-02-27

 エルマガジン最新号、本棚通信の「天声善語」に、黒猫堂の高橋さん追悼文、書きました。
 某テレビ局の人から、若い人が始めた古本屋さんのことを尋ねられたが、黒猫堂を紹介できたらうれしかったのに。
 京都で、何か、本のイベントできないか、と考えている。Lマガジン、京都新聞社、某テレビ局などをも巻き込んで、本好きが集まってくる、そんなイベントできないか。 
 
 次の読売の夕刊小説は、唐十郎朝顔男」。挿絵は何と、うらたじゅん。これはとても楽しみだ。
 昨日の話になる。
 竹岡書店で目録で注文していた本を受け取る。
 ヘンリー・ミラー『わが青春のともだち』、徳間書店、昭和51年、田村隆一北村太郎訳、500円。徳間書店は文庫もそうだがいい本出していた。
 気持ちよく自転車をこぐ。吉岡やブックオフに寄るが何も買えず。
 京橋の紀伊國屋書店で新刊のチェックをする。集英社文庫の新刊のところに、谷川俊太郎『二十億光年の孤独』があった。英訳も入れエッセイも入れ自筆ノートまで入れた、文庫オリジナル版だ。
 それで500円。もちろん買う。ちょっと考えたけどね。2、3ヶ月後にブックオフに出たとして、300円。105円になるのは、1年後ぐらいか。そんなに待てるかこのやろう。そんなことをちょっと考えました。
 昨日大阪の公立高校の前期試験だった。やってきた生徒に、「どうや出来たか」というと、「できた」と答えた。なかなか優秀な生徒だ。普通は「ビミョウ」などと答える生徒が多い。
 仕事が終わり、三条で降り、ディランセカンドへ。11時過ぎに着いた。岡崎武志はもう来て飲んでいた。あれこれ弟も交えて話す。気がつけば3時前。昨日は結構飲んだ。