昼前、河原町五条のビル4階「コトコト」に入る。
高橋さんの遺影の前で手を合わせる。
帰り鴨川から雪をかぶった比叡山を見る。しんみりと橋、渡る。
三条までもどり、ブックオフ。坂口安吾全集(ちくま文庫)2冊を各105円で。「あーす」さんと会う。
時間あるので金箔書房へ。
梅崎春生の『限りなき舞踏』(昭和30年、東方新書)、200円。新聞小説。推理小説みたいなはじまり。金箔書房は梅崎よく出る。
神吉晴夫『カッパ軍団をひきいて』、100円。
シコウシテ『装幀のムーブメント』、300円。
安西水丸『エンピツ絵描きの一人旅』、100円。
ブックオフに向かう。
柴田元幸訳『イギリス新鋭作家短篇選』、105円。新潮社装幀室の装幀がかわいい。ちょっと読んでみると面白そう。音楽の先生が、ビートルズの曲を作ったのはジョン・レノンやポール・マッカートニーではない、彼らにつくれるはずないやろ、などと言いたい放題。それではだれが作ったのか。その先生、
「ブライアン・エプスタインとジョージ・マーティンだよ」
川島勝『井伏鱒二サヨナラダケガ人生』、105円。(文藝春秋単行本)。
今日もいい本買えて満足だった。京橋駅内にあるサントリーバーで、ホット珈琲飲みながら、本をいじくりまわす。
梅崎春生が特にうれしい。
明日、私立高校の入学試験。気持ちを切り替えて勉強する。
帰り、出町のジャズ喫茶「ラッシュライフ」に入る。またモンクがかかった。だから、今もモンクを聴きながら書いている。「ストレイトノーチェイサー」