古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日こそ金箔

zenkoh2008-02-20

 「ズートアットイーズ」を聴きながら今日の予定をたてる。もちろん、授業の用意。
 「黒猫堂の高橋由美子さんを偲ぶ会のお知らせ」も届いている。3月22日(土)、アークホテル、詳しいことは、株式会社コトコトに尋ねてみてください。
 さて、今日も京都の町をぶらぶらするか。知らない横道に入っていくのは楽しい。本当は夜がいいのだが、あやしい男なので捕まるかも。かばんの中まで調べられ、古本七つ道具も没収ということになるかも。
 それでは、天気もいいので早めに家をでます。
 
 ぶらぶらと「あーす書房」さんに寄ったりしながら、出町柳駅へ。思い切ってやっぱり「金箔書房」に行くことにした。
 車中で、梅崎春生『人も歩けば』を読み出す。上質なユーモア小説。今、梅崎春生を読み続けているのは、最後に「幻化」を読みたいからだというのに気づく。
 あと、「山名の場合」とか「狂い凧」「逆転息子」などを読んで、「幻化」ということになるか。でも途中に何かが入り込むかわからない。
 寝屋川駅で降り銀行に入り通帳記入する。がっかりと肩を落としながら金箔書房の店頭に到着する。
 店内で。
 相馬黒光(そうまこっこう)と読むんだったよな。『廣瀬川の畔』、昭和14年再版、女性時代社、300円。
 篠原資明『トランスアート装置』、1991年、思潮社
 後藤明生『小説ーいかに読みいかに書くか』、講談社新書、100円。
 ブックオフで。
 中丸美繪『嬉遊曲鳴りやまずー斎藤秀雄の生涯』、105円。
 みうらじゅん『オレに言わせりゃTV』、105円。
 吾妻ひでお失踪日記』、105円。