朝日新聞の連載小説『徒然王子』を切り抜く。内澤旬子さんの絵がすばらしい。小説の方はこれからなのでまだ評価できない。
昨日、ヤフオクで、永瀬清子『すぎ去ればすべてなつかしい日々』と、村上春樹参加の雑誌『ハッピーエンド通信』を落札する。
昨日は一歩も家を出ず、嘉村磯多を読んでいた。また小林秀雄の「梶井基次郎と嘉村礒多」を読み返した。
嘉村礒多の小説について、小林秀雄は、風物も人物も倫理観の金縛りの下に喘いでいる、と書いている。
ぼくが、嘉村礒多を知ったのは、この小林秀雄の文章だったと思う。小林秀雄全集を買ったときの気持ちを思い出したりもした。
今日も雨が降っていたので家にいようと思ったけれど、ちょっと本も見たかったので、思いきってガケ書房に行くこと。
ガケの古本棚から、『つげ義春旅日記』(旺文社文庫)、250円。寺山修司『絵本・千一夜物語』『月蝕機関説』(河出文庫)各150円。
アラム・サロイヤン『ニューヨーク西85番通り』、100円。色川武大『恐婚』、200円。
「善行堂」に古本追加した。