古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

樟葉ブックオフ

zenkoh2008-01-30

 ちょっと風邪ぎみだけど、今日も仕事前のパトロール
 あーす書房で4冊買わせていただく。これは「にのにのいち」に出します。
 ブックオフで、またまた、『梶井基次郎全集』ちくま文庫を買ってしまう。電車で読むとやっぱりすばらしい。特別な存在、ひとつの頂点のように思う。静かな音楽を聴くようだ。ああ何という違いだ、嘉村礒多と。「城のある町にて」を読んで特にそう思った。どちらも好きな作家だけどね。
 樟葉で途中下車して、ブックオフへ。105円棚があったので、安心した。量も多く毎日でも寄りたい店だ。4冊買った。
 うれしかったのは、田中光二の『オリンポスの黄昏』が105円で買えたこと。父、田中英光のことを書いているのだ。珍しい本ではないようだが、なぜか私は買えていなかった。
 吉行理恵の『黄色い猫』も105円、面白そう。
 授業前「ちょうちょぼっこ」に古本、155冊送る。あと45冊は明日送る予定。