古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

福田屋書店のあとラッシュライフ

zenkoh2007-09-30

 雨のなか傘もささず、福田屋書店へ。店頭は100円。尾辻克彦『超貧乏ものがたり』(PHP)。辻井喬『命あまさず 小説石田波郷』。
 他の古本屋さんも数件まわる。谷口善太郎『綿』21円、河野多恵子『鳥にされた女』100円、山本鼎の装幀が素敵だったので、1925年、目黒書店発行の『歌の唱ひ方』100円、奥付がなかったが、山本鼎の花がなんともいい味だったので。これらを持って、ジャズ喫茶「ラッシュライフ」に入る。「今日も古本まつりですか」と言われた。
 ホットコーヒー、ジャズ、山本鼎、地下街の人びと。