古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

山崎12年

zenkoh2007-09-02

 昨日安く買った、サントリー山崎12年、を飲んでいるが、さすがにコクがあって上手い。ぼくは少ししか飲めないのだが、酔っぱらうのは好きだ。酔っぱらって困るのは、ときどき変なメールを送ってしまうということ。ネットで本を買ってしまうということ。今日ももうすでに一冊注文してしまった。
 今日は古本めぐりというより、京都の街をあちこち歩き回った。
 河原町三条の紀伊國屋書店へ。なぜか余り入らない店なのだが、今日はちょっと寄ってみた。次に「大学堂」の店頭をざっとみて、横道を通って、四条通りのジュンク堂へ。新刊書のチェック。
 ここまで来たら、「三密堂」に寄らないと。日曜日には無料台も出るしね。その無料台から、小林勝の『シナリオ第一課』(宝文館)を頂いた。河原町通りを北上して、ジュンク堂BAL店へ。この店では、いつもチェックする本があって、今日も、売れていないか確かめる。買えばいいのだが、5000円するので、なかなか買えないのだ。でもそろそろ無くなりそうなので近々買うつもりだ。
 六曜社でコーヒーとドーナツ。漱石の『門』を少し読む。
 三条ブックオフで、御園京平『活辯時代』(同時代ライブラリー)105円。京阪で出町柳へ。「コミックショック」で、陳奮館主人『江戸の芸者』262円。陳奮館主人というのは、喜多壮一郎のこと。この文庫、中公文庫のなかでも、見つけにくい一冊だと思う。
 今日はよく歩いた一日だった。