古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

いよいよ

zenkoh2007-07-31

 林哲夫『古本屋を怒らせる方法』が8月9日発売と決まったらしい。凄いタイトル。その方法はいくらでもありそう。画像を見てびっくり。帯文を書いているのは、あの岡崎武志だ。ぼくも誰かの帯文書きたくなった。近々本を出しそうな人物に頼んでみようか。それか工作舎から出る岡崎との対談本の帯に書かせてもらおうか。自分の本じゃあ意味ないか。「古本ソムリエ大絶賛!」。これじゃあ、だいぶ弱いなあ。
 あかん、また眠たくなってきた。寝ることに。
(翌朝)
 何を書いてるやら。いくら疲れているとはいえ。でも残しておこう。
 井上書店で、アレッホ・カルペンティエールバロック協奏曲』(サンリオ文庫)を買う。これは名作。湯川書房湯川成一さんとサンリオ文庫の話をしたときのこと、湯川さんの「あれはいい作品だったね」という言葉を覚えている。ぼくは3冊持っているので、ガケ書房に出す予定。
 「天声善語」用に、ジャズ本をいろいろ身の近くに持ってくる。カバーを見ているだけで楽しくなってくる。文庫がいいな。ナット・ヘントフの『ジャズ・カントリー』が見つからない。この前、口笛文庫にあったので、見つからないことも考えられるので買っておこうかと迷ったのだが。 
 帰りに、コミックショックで、唐十郎『戯曲 盲導犬』(角川文庫)を262円で買う。合田佐和子のカバーが妖しい。
 4日の中央公論の取材は、京都だけになった。できるだけジャズ喫茶も紹介したいと思う。
 大阪の古本屋さんは文中で紹介しよう。何とか、「ワイルドバンチ」にたどり着きたかったが、またの機会に。