古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

なんでやねん

zenkoh2007-08-01

 吉岡書店のおばあちゃんが(70歳ぐらいか)レジのところにいたので、「ありがとうございました」と取材のお礼をいうと、にっこり笑って、
「息子さんたちですか?」というではないか。これには言葉を失った。ナンですか、確かに大迫くんは若いけど、ぼくの息子てか。それに息子さんたちって。ナンですか、そしたらカメラマンの奥村くんも、ぼくの息子てか。どんなメンバーやこの仕事。なんでやねん。頭のなかはこんな感じだった。
 おばあちゃんは、いつもにっこり笑って感じがいい。でも、ぼくとしては、「にいちゃん、安い本ばっかり上手いこと買いはるな」そういうふうに思われていると思っていたのでちょっとショックだ。同い年ではないが、ちょっと下、ぐらいに思っていたのか。
 でも待てよ、そのぐらいの歳の子供がいてもおかしくないか。ぼくは自分では35歳ぐらいだと思って生きているので、それが悪いのか。

 京橋のCDショップで、気になる一枚があった。スティーブ・キューンとスコット・ラファロが共演している。これは聴いてみたいと思った。
 奥成達さんから、『gui』81が届く。岩田和彦さんも書いている。萩原健次郎氏も書いている。奥成さんの文章に、鍵谷幸信北園克衛を偲んで」
の引用があった。