外市の打ち上げに参加しないで帰ってきた。みんなと飲みたかったなあ。たくさんの人に出会えてよかった。善行堂もプロ集団と互角にわたりあえて、ひと安心だ。また機会があれば参加したい。
東京に着き。「ささま書店」に直行する。ここの100円均一は、日本一かもしれない。量と質、回転の速さ、文句のつけようがない。欲しい本はたくさんあったが、荷物のこともあり一冊だけにしぼる。これがむずかしい。今思うにもっと買ってもよかった。
『川崎洋詩集』1968年、国文社、サイン入り、105円。
西荻窪の「音羽館」や「興居島屋」にも行きたかったが、やはり「往来座」が気になるので、池袋に向かう。
「往来座」で、みなさんに挨拶した。はじめての方も多かった。みんな本に興味をもっている人ばかりなので、なんだか楽しい。みんな色んな本を持ち寄って出している。
岡崎武志、工作舎のIさん、北條くんと、喫茶店へ。いろいろ話すがあとひと山といったところか。ぼくとしては、8月11日までに一通り終わらせ、11日に、Iさんと岡崎に京都に来てもらい、最終チェックを入れるということになればいいと思う。「下鴨」も「下亀」も楽しくなりそう。
高円寺のコクテイルで飲んでいると、偶然、前田くんが入ってきた。去年から東京でがんばっている。どうしているか気になっていたが、元気にしているみたいで安心した。若いっていいな。ぼくもあと5歳ぐらい若かったら高円寺に住みたいとおもった。
岡崎宅に着きまた本が増えているのに驚く。ぼくの10倍はあるのじゃないか。アン・サリーや、後藤浩二の「ホープ」など聴きながら雑談する。後藤浩二のピアノは初めて聴いたが、これがすばらしかった。「内に秘めた熱」を感じた。
次の日、岡崎武志と「ささま書店」。昨日はなかった、飯島耕一『夜を夢想する小太陽の独言』、ホセ・セーラ『蜂の巣』を各105円で買う。高円寺の古書会館で、小島信夫『こよなく愛した』420円、広津柳浪の復刻、『河内屋』を100円で購入。
ジャズ喫茶の「ナジャ」に入る。