古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

黒猫堂

zenkoh2007-06-17

 自転車で京都の街をうろうろする。市役所の前でダンスの練習をしていた。「山本さーん」という黄色い声がしたので、一瞬、ダンサーの知り合いがいたかなあ、と思い、辺りをうかがったら、車に乗った、ガケ書房の山下くんだった。
 この辺りに「黒猫堂」という古本カフェができたらしい。一緒に行こうということになり、探してみるが、なかなか見つからなかった。それで三月書房さんに聞きにいった。寺町通りを下がり、姉小路通りにあるビルの3階だという。山下くんは、仕事にもどり、ぼく一人で行ってきた。
 店主(女性)は、祇園書房で働いていた方で、「黒猫堂」は今年の5月にオープンしたという。北尾トロ『ぼくはオンライン古本屋のおやじさん』(風塵社)を210円で買い、ホットコーヒーを飲みながら、いろいろ話をうかがった。清潔な店内でホットコーヒーも美味しかった。アスタルテ書房も近く、街歩きがますます楽しい。
 この「黒猫堂」、次号のLマガで、郷田さんの紹介があるらしい。これは楽しみだなあ。