古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

心の中を流れる河

 どうも、パソコンの調子が悪い。明日にでも買った店に持って行くつもり。簡単になおりそうもない。まあ仕方ないか。
 時間がなかったので急ぎ足で古本屋をまわる。時間がなかったら大人しく仕事場に向かえばいいのだが、ものごとは、パソコンもそうだが、そう簡単ではない。
 A書店で、福永武彦の『心の中を流れる河』を300円で購入する。昭和33年、東京創元社発行。小田実の『泥の世界』は200円。芸術新潮のバックナンバーを一冊。B書店で、岩波クラシックスランボオ『地獄の季節』小林秀雄訳、
100円。中村伸郎『おれのことなら放っといて』も100円。両方とも文庫で持っているが買ってしまう。
 ブックオフで、須賀敦子『霧のむこうに住みたい』105円。