古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

天牛堺で固有の鼻歌と勝負

本日、火曜日、善行堂は定休日です。
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「ネット善行」を始めています。
http://zenkohdo.shop-pro.jp/
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住道の病院にいく用事ができて、帰りに大江橋の天牛堺に寄る。
均一台のなかがからっぽ、思わず女性の店員さんに「ど、ど、どないしたんですか」と叫んでしまう。
すると、「入れ替え日なんです」
今日は250円の初日だったのだ。ラッキーとしか言いようがない。でも一時間ぐらい待たないといけないという。これは迷いました。別の古本屋にしようかな、と一瞬思ったけれど、250円の魅力もあるし待つことにする。このまえ、固有の鼻歌くんに、大江橋の天牛堺、古本の量が増えましたよ、と教えてもらったのだ。するとその、固有の鼻歌くん登場。やっぱり来てるんだ、すごいな、ほんと、これだけ回ってるのは驚きだ。かつては私もそうだったんだ。話しながらいっしょに見て回った。ポルシェのカタログなど面白いのもあった。何冊かあるうち、私は、昭和41年11月号の「ぽるしぇびいき」と、「912」を買う。
これはどうなんだろう。集めている人、いるんだろうなあ。もうひとつよくわからないが。
アランの『わが思索のあと』(森有正訳)は、新潮社版。新潮叢書。私はこの小型の叢書が好きで探してきたのだがあまり出会わない。小林秀雄の『藝術家』などもこのシリーズで出た。



他にも、飯島耕一九鬼周造、津村秀夫、串田孫一上田三四二岩本素白(ウエッジ文庫)、須賀敦子
阿部昭南方熊楠、などを買ってきた。どうだー!
下鴨では、原書もたくさん買った。ウォルター・ペイター関係も2冊ほど買った。これはチョコパフュさんに見てもらおう。
今日は、ヘンリー・ミラーのハードカバー『Black Spring』。カバーはなかったけど、1963年版。
どうだー!