古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日は、善行堂の定休日の火曜日です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
京都の市会へ、バスで行く。
欲しいものがなかったので、
2階の倉庫にあがり、
戸を開けて、中に入れないので、
外で腕組み。そのまま閉めて、
古書会館を出る。
歩いて、四条河原町へ。
途中寄ったのは、銀行、アンジェ、
京阪書房、ブックオフ
ブックオフで、井坂洋子詩集『朝礼』(紫陽社)を見つけ買う。
大菩薩峠」の16、17巻も買う。
近江に理想王国を作ったはず。書けるかどうか。
織田作の『螢』は何とか書いた。
そうそう、野溝七生子の『山梔』も買った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
電車の中で、「朝礼」を読む。
野川香文を読むつもりだったが。
桂駅で降り、地図を片手に、目的地へ。
買い取りの相談をしにきたのだ。
ちょっと場所がわからなくなったので、
優しそうな若い女性を探し、地図を見せて、道を聞く。
近くまで来ていても、迷ったら人に聞く。これが大事だ。
その女性、地図を見て「これは東口ですね」
私は、何とわざわざ西口に来て探していたのだ。
東口だとわかっていても西口で降りていた。(徒歩歩)
もちろん、駅の方角は頭に入ってるので、
駅にもどり、東口へ。
だいたいの方角はわかっていたのだが、
一応、交番で聞いてみた。聞いてよかった、ちがう所に行ってしまうところだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いやあ、たくさんの本がありました。
細いU字になった書庫は、天国のようだった。
何時間でもいたいと思いましたね。
珈琲をごちそうになり、本や古書店の話で盛り上がる。
お土産の本や、古書目録(スゴイ!)を頂き、喜ぶ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
帰り、またまた駅と反対方向に歩いていた。
これは今でも納得いかない。
何かにだまされた感じだが、今度は同い年ぐらいの女性に聞くと、
駅の見えるところまでいっしょに来てくれた。