古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日はたくさんの人に来て頂きました。
築添正生さんの『いまそかりし昔』が驚くほど売れています。もう30冊売れました。おススメしていることもあり、本当に大丈夫だろな、こわくなって、丁寧に読み返してみましたが、やっぱりこれは独特な世界だと思い、安心しました。善行堂として、50人ぐらいの本好きな人にこの本を手渡し、いい本を読んだなあ、と思ってもらえれば、うれしいですね。「ネット善行」http://zenkohdo.shop-pro.jp/で取り扱っています。
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鹿児島から渡辺さんが来てくれる。
教え子の未来くんにも連絡して、善行堂で待ち合わせ。
渡辺さんには、おススメ本を選んでメールを送り、その中から読みたい本を選んでもらっていますが、今日は善行堂に来てもらって、いろいろ話しながら選んでもらいました。新たにいい小説を発見して渡辺さんに読んでもらいたいのですが、新たに、というのがむずかしいです。私ももっともっと読まないと。
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マサキングさん、ご家族で、登場。
今日もたくさん買っていただきました。
マサキングさんの古本力がだんだん上がってきているのがわかります。このままいくと、立派な古本者になるでしょう。
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岩佐東一郎の随筆集を買ってくれた人には思わず話しかけましたね。いやあ、スゴイ本を買いますね、と。点字図書館に勤めているということでした。ぼくも朗読とかはやってみたいです。好きな短編を声を出して読んでみたい。そういう仕事ないかなあ。なんや仕事としてか、なんて言われるかも知れないが、やっぱり仕事がいいですよ。宮沢賢治を読みたい。
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ぶらっと入って来たカップル。男性のかた、ほんとに楽しそうに本を選んでくれる。この人にも声をかけました。本がほんとにお好きなんですね、と。わかりますか。もちろんわかりますよ。