古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

善行堂、12時から20時まで、営業します。
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「アピエ」18、サリンジャー特集が届きました。
この号から私の連載がスタートします。「善行堂通信」
人と本のことを書いていきます。
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今日もいろいろありました。全部は書けないですが。
テレビ局から取材依頼の電話がありました。ニュース番組です。
カメラが回ると緊張しますが、まあそれも経験、じっと座ってるだけではいけませんね。
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栃木の古本屋、「白線文庫」さん、ご夫婦でご来店。
奥さんが(といっても若い人でした)、古本屋さんで、ご主人は洋菓子屋さんで働いているということでした。にこにこと善行堂に入っていただきました。岡崎の「女子の古本屋」が文庫になるらしいが、この白線文庫さんを追加してくれないかなあ。
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高杉一郎さんの娘さんである、田中泰子さん、お立ち寄りくださる。
高杉一郎と言えば、改造社の編集者のとき、上林暁と机を並べたひとであるし、『極光のかげに』という名作もある。上林の随筆にも登場する人なので私にとって特別です。その娘さんと話ができるなんて感激でした。上林は、「入社試験」とい短編小説で高杉一郎のことを書いてますね。試験監督として、高杉に高い得点をつけたのが上林でした。なんと高杉さんの娘さんが来てくれたんですよ、と上林暁に話したくなりましたよ。高杉さんは福原麟太郎を尊敬してましたよね。そのこともうれしい。
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デコさん、葉月さん、来てくれる。
本の話をあれこれと。
すばらしい読み手でもあるおふたりと話していると楽しいです。
今日は、葉月さんにも、本をおススメしました。喜んでもらえたらいいのですが。
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マサキング、電話で登場。
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中国人の留学生(女の子)、
「これヤマモトさん、書いたの」
と聞いてくれ、『関西赤貧古本道』を買ってくれる。
中国に一時帰国するので、日本の本を持って帰るのだとか。
『関西赤貧古本道』も海を渡るか。柳田国男も買ってくれました。