古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日も書きたいことがいろいろあるが、書けるかどうか。お茶を飲みながら書こう。
チャップリンの自伝、フランス語版を買う。(いきなり本の話)
この本なんか、フランス語を勉強するのにもってこいだと思うが。
日本語版は中野好夫の名訳があって、内容も面白い。
E・M・フォースターの小説やエッセイも6冊ほど買った。
知恩寺、英語の本も安かった。
お昼は、Mさんと中華料理。量が多くてふたりとも残す。
食べる前、雨が降ってきたので、重い重い本をとりあえず善行堂に置きに帰った。
すると、買い取りの人が店前で待って下さっていたのだ。
本以外のものもあり買い取りが難しかった。
車折神社全景とかの古い大きな絵?で、これは珍しいよ、と言われるが評価がむずかしい。
見ているうち、値打ちがあるように思えてきた。
横尾忠則のポスターも古い感じで、画用紙みたいな紙に印刷してあり、派手な色使い。これも気に入る。
買いましたよ、わからないまま。特に車折神社のは貴重な物に思えてきた。汽車も走ってるし(何という理由)。だれか好きそうな人に自慢しよう。
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福永さんから送ってもらった『湯川さん』(私刊本)を読む。
みなさんの中の湯川さんがとてもステキだ。
私の知ってる湯川さんは京都時代の湯川さんです。
福永さんの気持ちがこもったいい本でした。
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今日も雨のなか、たくさん来ていただきました。
奈良からも彦根からも。
岐阜からは、ヒサさんも、彼女といっしょに、来てくれました。
『古本頭』もまだまだ売れています。
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知恩寺で今日買った本でうれしかったのは、晶文社の『小島信夫文学論集』。


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