古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

知恩寺古本祭りと修学院ひと箱

『書影でたどる関西の出版100』(創元社)が届く。
期待どおり、素晴らしい出来映えだ。印刷、書影、造本、どれもいいです。造本は、もう少し読み込まないとわからないが、今はしっかりとしている。これだけの分量なので、しっかり綴じないといけない。
10500円の値打ちありとみた。
善行堂での最初のお買い上げは、固有の鼻歌くんでした。
私は京都の「第一藝文社」について書きました。私の本をこんなに美しく載せてもらって、しばらくうっとりながめていました。本ってほんとに美しいですね。
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今日は、楽しい一日でした。
善行堂も久しぶりのにぎわいでした。
はじめてお話した方も多く、本の話もできました。
知恩寺、いい本が安かったです。何度でも言いますが、荷物がなければいくらでも買ってしまいます。
お昼は、固有の鼻歌くんと彼女にくっついていきました。
一度、善行堂に本を置き、バスで修学院へ。
えいでんまつり、たくさんの人でした。ひと箱古本祭りというのは本当に楽しいイベントですね。
知り合いに挨拶しながら、箱を見ていきました。
善行堂賞は、「少女十字社」。
ひと箱のまわりに、ひとつの世界を見事に作っていました。
その箱の前にかなりいましたが、離れたくない気持ちでした。
「善行トート」と『古本頭』が賞品です。
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善行堂に、戻ったのが13時30分。
一人店の前で待っていてくれました。