古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

 田中さんから、本を6箱送ったと連絡が入りました。
 善行堂を整理するきっかけになります。
 まず二階を整理しよう。戦争関係のものを均一に出すか、そういうのを扱う古書店に買ってもらうか、考えよう。
 娯楽ものではなくて、研究書のようなものなので、ネットで売るのもいいだろう。
 国文学関係のものもたくさんある。これは店に置きたいのだが、善行堂は狭いので、置きにくい。
 朝から、かなり呑気な話になってしまったが、実際かなり呑気な男なので仕方ない。
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 雨の日はいろんなことができます。
 工作舎のIさんに電話をして、黒岩比佐子さんの新著『古書の森逍遥』をぜひ善行堂に置きたいのですが、と頼む。
 新刊のいい本は善行堂に並べたくなります。ずっと楽しみにしていた本なので、うれしい。来月の20頃でしょうか。善行堂にドカンと並べますのでよろしく。善行堂で予約も受付けます。黒岩さん、ぶらっと来てくれないかな。去年、寄ってくれたんだ、ありがたかったし楽しかったなあ。
 海文堂でイベントやってくれないかなあ。北村くん、動いてよ。黒岩さんの体調にもよるだろうけど。
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 チョコパフュさんが、ギャスケル夫人の『クランフォード』を持ってきてくれる。
 挿絵入りの本で読みたいと思っていたが、英文なのですらすら読めない。
 野呂邦暢『小さな町にて』を買っていただく。
 正宗白鳥の話をしているうちに読み返したくなりました。
 『一つの秘密』、そうそう、これを読み返そう。
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 きりりんさんが、アカハタのコピーを持って来てくれる。
 岡崎武志「紙の本がなくなる?」
 紙の本がなくなっても、善行堂は不滅です。
 きりりんさん、たまには買わんと、と言って一冊買ってくれる。いい人だなあ。
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 早速、黒岩比佐子さんの本の予約が入りました。
 ありがたいことです。
 工作舎なので様々な仕掛があるのでしょうか。