古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

「ネットショップ善行堂」はじめました。
http://zenkohdo.shop-pro.jp/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 雨が上がってよかったです。
中国人の女性留学生が入ってきてくれる。
いい本に囲まれて素敵ですね、と言ってくれる。
南方熊楠などを買ってくれた。話しかけてみると、
修士課程の学生で、博士課程にも進みたいということでした。
日本と中国の交流史を学んでいるらしい。
こうして勉強している人を応援したくなる。
ぼくも英語を勉強し直そうと思っている。
ホガース・プレスのことを調べたいと思うし、E・M・フォースターも読み直したい。
ヴァージニア・ウルフなども読みたい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
徒然舎の廣瀬さん、ご夫婦で善行堂に入ってくれる。
古本屋あれこれを色々話す。大変なことがたくさんありますよ、古本屋は。
本のことで悩むのはそれはそれで楽しい。廣瀬さんも笑顔でがんばってくれるだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最近、いい本が買えるので、驚いている。
このあいだも、この本を棚に見たとき、久しぶりに、身体が震えた。
そんな本、よくあるよ、と言われると困るが、どうでしょう。

この『豚と薔薇』は、司馬遼太郎の珍しい長篇推理小説です。
あまり回れなくなったけど、こういう珍しい本に出会えるとは、やっぱり古本楽しいですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エルマガジン社のIさん、ご来店。
もうすぐ出る『古本のことしか頭になかった』を楽しみにしていると言ってもらえたのが嬉しかった。
エルマガジンの復活はないのか。今から考えても、いい雑誌だったなあ。
チョコパフュさんもいっしょに少し話ができた。
チョコパフュさん、上林暁全集を、ほめてくれる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Mさんから、古本がたくさん届く。これはホントウに助かります。
Mさんとは買う本が重なるので、古本祭り会場ではライバルなんですが、善行堂仕入れ担当になってもらっているので、どんどん買ってきてほしいですねえ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
airbug小宮くんは、久生十蘭岩波文庫を買ってくれました。
『愛についてのデッサン』もとてもいいと言ってくれる。
このまえの「かぜのね」での一箱古本まつりでは、木山捷平を買っていた。
いやあ、いい本を買ってるな、と思いましたよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジュンク堂BAL店のIくんから電話あり。
もうすぐ黒岩比佐子フェアがあって、スムースメンバーが協力しているのだ。
これは冊子もつくるみたいで、楽しみだ。もちろん行きますよ。