古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日は仕事休みです

 昨日は飲み過ぎてそのままダウンしました。
 頂いたウイスキーがたくさんあるので、大金持ちのような贅沢な気持ちになれます。
 古本屋を開き、一週間ちょっとですが、やっぱり楽しいですねえ。いろんな人と本のことを話し合うのは楽しいですねえ。
 昨日は、岡崎のお母さん、妹さん、が来てくれました。妹さんのご主人には苦しかったとき相談にのってもらい助かりました。そのお兄さんまで店に来てもらいました。本当にありがとうございました。お母さん、妹さんとは、いろいろ話しました。ダリオ・マリネッティのこととか。
 「はんのき」の中村くんも来てくれた。いい子ですよ、中村くんも石田くんも。
 中村くんは古本道まっしぐら。さかんに学んでいます。こんな青年がもっとたくさんいないかな。古本の道はなかなか険しいけれど、楽しみも多いですよ。「善行堂倶楽部」、か何かつくって古本菌をばらまきたいですよ。
 くうざん、さんにも来て頂いたようです。ブログは見てましたが、また来て頂けるなんてうれしいですね。
 生田誠さんも寄ってくれました。絵はがきの話を聞きました。
 子子子ちゃんは、コミックショックに本を売り、私の店で高い文庫を買ってくれました。
 みなさん、コミックショックで本やマンガを売って、善行堂でいい本を買いましょう。するとコミックショックにとっても善行堂にとってもいいことなんです。
 学生さんたちもよくのぞいてくれます。
 チョコパフュさんと木更津さんとで、閉店までしゃべりました。
 チョコパフュさんの独演会に近かったですが、楽しい独演会でした。
 また、いい本選ばれるので困りました。いやいや困りはしないが、いい本だなあ、としみじみ思うような本でした。
 それとカバーも付いてますね、の、ひと言でガーンとなりました。二冊持っているのですが、カバーが無い方を手元に残してしまいました。
 いやはや、これはもう、一度全部売ってしまった方がいいのかも知れませんね。
 こんなことで、あたふたするなんて、きっと身体によくないでしょう。
 もっと大きく構えて、わっはっは、失敗失敗、わっはっは、と男らしくいきたいですね。
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 今日もうれしいことがありました。
 でも大変なこともありました。
 ブックファースト用に追加文庫を用意して、今日持って行くことに。
 これがかなり重いのです。バスで行くと古本屋さんに寄れません。休みの日ぐらい古本からはなれた方がいいのかも知れませんね。
 自転車にしました。
 ガケに寄って、追加する。
 古本棚に加藤一雄があったので驚く。そういえば、この前、用美社のOさんが店に来てくれた。用美社版加藤一雄、いったいどうなるのでしょうか。
 ガケで書評の本を探す。大竹昭子『あの画家に会いたい個人美術館』に決めた。
 ぶんこ堂で古い文庫3冊買う。荷物が重く、萩、紫陽書院へ向かおうという気力がなくなった。
 ブックファーストへ行き、荷物を軽くしよう。
 途中水明洞に寄り文庫を少し。ブックオフは荷物を軽くしてからにしようと思い鴨川を渡りかけたが、
 急に気が変わりUターン、そこで、こけちゃいました。危ないところでした。
 そこまでして寄ったブックオフには何もなく、やっとのことでコトクロス、ブックファースト
 追加しました。おそらく明日並ぶと思います。
 住友に入り、通帳記入する。予定外の入金はなかった。当たり前か。
 もう無理かと思ったが、かわいい女の子がいたので、「この前、ここに置き忘れたのですが、本が届いてませんか」と聞いてみる。
 すると、さすがかわいい女の子、届いてましたよ届いてました。ありがたい。どんな人が届けてくれたかはわからない。
 一割のお礼がしたかったが、その額を聞いたらびっくりされるだろうから、これでよかったのかも。
 でもぼくにしたら貴重な本たち。もどってくれてありがとう。
 もどってきた本はこんな本。
 森田たま『随筆集竹』、齋藤史『過ぎて行く歌』、ルネ・ユイグ『見えるものとの対話3』、土門拳『風貌』。
 
 今日買った本もなかなかよかった。サンリオ文庫も3冊、吉岡実詩集『サフラン摘み』、ちょっとめずらしいのは、
 菊田一夫『愛情詩集』、これは小説です。小壺天書房の本。