古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

たくさん買った日

 今日は時間があったので、すごい計画を立てる。
 吉岡書店→三条ブックオフ→樟葉ブックオフ枚方ブックオフ→寝屋川金箔→寝屋川ブックオフ→千林商店街→京橋ブックオフ→仕事。
 三条でもう無理だとあきらめる。急がないでゆっくり本を見て楽しんだ方がいいと思った。
 3月、古書往来座での「外市」に参加することになりました。
 3月には名古屋でもビッグイベントがあり古本も出すことになるだろう。
 こそこそしないで、どうどうと買うことができるので楽しい。
 「ソニーズ・クリフ」を聴きながら。
 吉岡書店で、
 平出隆『光の疑い』、小沢書店、500円。毎日新聞などに連載された現代詩時評。
 三条ブ、
 伊藤文学『編集長「秘話」』、薔薇族の編集長の回想記。こういうのは絶対に面白い。200円。
 杉本秀太郎平家物語』、200円。
 枚方ブ、
 桂文福『文福の楽屋ほのぼの噺』105円。
 野村尚吾『谷崎潤一郎 風土と文学』、105円。
 常盤新平『東京の小さな喫茶店』、105円。
 あともう4冊ぐらい抱えていたが、ここで、
 開高健の『もっと遠く』『もっと広く』の二冊セット本に目がとまってしまう。重いのと持っている、というのが迷った理由。まあ、外市もあるので買うことに。
 横を見ると、後藤明生雨月物語 春雨物語』。こちらも大きくて重い。学研M文庫に入っているが、こういう大きな絵の入った本もいいもんだ。買う。
 重くなるので4冊ぐらい棚にもどす。今は両手が軽くなっていたので、買っとけばよかったと思うが。
 家からの本もありもうこれ以上持てないので、特急で京橋。喫茶店で珈琲を飲みながら大きな本を開く。
 元気になったので、京橋ブ。、
 谷川俊太郎荒木経惟『やさしさは愛じゃない』、105円。