古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

またもや風呂の工事

zenkoh2008-05-21

〈お知らせ〉
 岡崎武志山本善行『新・文學入門』発売記念イベント。
 
 ◯21日(土)、ジュンク堂京都BAL店、5時から、サイン会。
 
 ◯22日(日)、神戸の海文堂、3時から5時まで、トーク&サイン会。

 先行販売。150部だけ、用意できるそうです。
………………………
 昼まえ、ジュンク堂イベントの担当者の方から電話もらう。
 それで、いろいろ打ち合わせ。古本も置くことになりました。岡崎にも出してもらおう。
 ここで、宣言しますが、とびっきりいい本を出します。
 古本ソムリエ、の名に恥じないものを厳選します。というのも実はまた家がこわれてしまいました。
 今度は風呂です。また水回りです。ぼくは、古本のこと以外はほとんど何もわかりません。
 見積もってもらうと、古本2000冊分ぐらい、かかるとのことでした。ほんまかいな、と驚きましたが、仕方ありません。いくら本を売っても工事代で飛んで行ってしまいます。赤貧などと冗談半分でつけたタイトルが、本当になってしまいました。去年の秋の工事とあわせて考えると、何をしてもむなしいということです。実際、これには参りました。
 ということもあり、思い切って大切にしてきた本も、放出することにしました。
 もちろん、大金がころがりこむようなことでもあれば、気持ちが変わるかもしれませんが。
 『新・文學入門』が5万部ぐらい売れれば、風呂も直して屋根も直せるでしょう。
 もちろん酔ってます。
 今日もたくさん本を買いましたが、書く元気がなくなりました。
 一冊だけ、
 呉茂一『花とふくろう』、要書房。これはエッセイ集だ。100円。