古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

古本を紙ヤスリでこする

zenkoh2008-01-28

 今日も「にのにのいち」用の本を選び出す。200円なら自分でもう一度買いそうな本だ。古本生活30年を越すと、そうそう変な本は買わなくなるもんだ。と考えていたが、いろいろ本の山を掘り起こしてみると、結構、アホアホ本とでもいうような本も買っているのがわかった。140冊ぐらい用意できた。200冊というと、段ボール4箱ぐらいになるか。あともう少し。
 マルギン前の100均に行く。安西水丸『夜の草を踏む』、ロアルド・ダール『少年』、水上勉越前竹人形』(毛筆署名入り、若州一滴文庫は署名本が多いが100円なら)、みすず現代美術『ルオー』。家にもどり、もう一度本選び。今度はガケ書房用。何だか古本屋さんみたいな生活になっている。
 ガケに追加する。よく売れているので気持ちよく追加できた。それにしても渋い本が売れるのがうれしい。
 全適堂は閉まっていた。
 吉岡書店で昭和10年初版の縦長の岩波文庫2冊買った。鈴木三重吉『千鳥』、有島武郎カインの末裔、クララの家出』各100円。
 ブックオフ下にある、100均ショップで、紙ヤスリを買う。ちょっと質は落ちるが、8枚入って100円なのはお買い得だ。
 ブックオフでは一冊も買えなかった。