古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

古本から一日が始まる

 上海ラヂオ、マルギン前100均に、起きてすぐ、11時前に行く。
 寝ぼけながらも古本棚を見ていると徐々に目が覚め頭と手が働きだす。30年もこんなことをしてきたので頭の中には色んな引き出しができている。
 でも、ぼくが求めているのは、出会いと驚きだ。
 丸山健二『月に泣く』
 堀田善衛スフィンクス』、1965年初版、毎日新聞社、帯に開高健の推薦文。
 小林信彦『地獄の読書録』
 深沢七郎『みちのくの人形たち』
 松浦寿輝『花腐し』
 星川清司『小伝抄』
 ウイリアム・バロウズ裸のランチ』、鮎川信夫訳。
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 昨日のことがあるので、今日もブックオフ三条店へ。
 昨日迷って買わなかった本が見事に無くなっていた。
 買ったのは、昨日無かった?本二冊。
 『書下ろし大コラム』、105円。1984年、小説新潮臨時増刊号。村上春樹がデニス・ウィルソンのことを書いている。
 パヴェーゼ『月とかがり火』、白水社、新しい世界の文学、200円。
 車中、野口冨士男『ただよい』、小壺天書房、を読む。
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 工作舎のIさんより、『新・文學入門』やっと出来上がった、と連絡がある。
 夜、岡崎から電話あり。