古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

Lマガ連載、4年目突入

zenkoh2007-12-05

 Lマガの「天声善語」、書き終わったところ。早いもので、次号分から4年目に入る。今回は2007年度の古本生活を振り返った。しかしよく歩いてる。よくがんばった。でもよかったのは古本生活だけ。古本以外は本当にさっぱりダメな一年だった。いろいろと苦しいなかで、よくがんばったと自分をほめてやりたい。(もちろん酔ってます)
 私、このまま生きると、「古本の鬼」みたいになるのではないか。
 今日は「あーす書房」で詩集を買った。3割引セールなので、ちょっと高めの本を。
 長谷川龍生『バルバラの夏』、1980年、青土社、800円にしてもらった。杉浦康平装幀の素敵な詩集。クリーム色の紙もいい。
 それと100円で、岩田豊雄『劇場と書斎』、昭和17年、モダン日本社、100円。
 3割引きセール中の「あーす書房」ではもっと買いたい。サービスしてくれるのだから、こちらもそれに答えたいと思う。
 車中では、戸板康二を読む。やはり面白い。矢野誠一戸板康二評伝を読み返したくなった。どこにあるのだろう、探さなくては。
 京橋の京阪モールで、ジャズのCDを見る。欲しいのがいっぱいあったが、我慢する。どう考えても水道管工事代がいたい。この夏、せっせと書いた原稿料が飛んで行った。
 そうそう、テレビ出演は、10日の月曜日、ムーブ4時45分ごろか。「ななじゅうまる」15分と言っていたか。これはすごい。私はうまく言えなかったので恥ずかしいが、これも勉強だと思おう。10日は、「京都ちゃちゃちゃ」の再放送もあるので、1日に2回テレビに出ることになる。
 岡崎の日記に出てた、晶文社の原稿用紙が欲しいなあ。でも私もスゴイ原稿用紙を持っている。中野重治が使っていたもの一冊。これはなかなか使えないが、使える日が来たらうれしい。