古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

久しぶりの水明洞

zenkoh2008-02-17

 今日はたっぷりと古本屋めぐり。
 まずガケ書房に古本を追加する。近所の方は見に来てください。いい本持って行きました。
 一冊注文している詩集はまだ入ってなかった。はやく見たい。
 ぶんこどう、鈴木翁二『こどものやまい』、珈琲文庫、400円、2003年なのでまだ入手可能本か。
 はぎ書房、コミックショック、福田屋書店、吉岡書店、とめぐり、久々の水明洞へ。
 外にいつもある100円箱がひとつも無かった。がっかりとして中に入る。
 棚から、眞杉静枝の『思はれ人』を取り出して値段を見ると、何と100円。昭和21年、丹頂書房。うれしい。
 棚にも100円単行本がある。それではと、
 古川ロッパ『ロッパ食談』も取り出すと、これも100円だった。
 リチャード・ブローティガンアメリカの鱒釣り』、初版、帯付きも100円だった。
 裏にまわると、ぼくの好きな漱石の縮刷本があった。
 『夢十夜』、春陽堂、大正4年初版、これは500円だったので少し迷う。そして買う。