古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日は日曜日、善行堂もちろん営業いたします。

12時から20時までお待ちしています。

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上林が最初に商業雑誌に書いたのは、「欅日記」。

「新潮」の中村武羅夫に載せてもらったのですね。

上林本人が評判が良くなかったと書いていたが、

今読むと、これもなかなか良い作品だと思った。

中村武羅夫は、その後も、書かせてくれた。

感謝したいですね。

「風車」という同人誌に、かなり書いているが、

欅日記の前にも数々の名作がある。

上林全集、第1巻、半分を超えました。

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午前中に対談本に注を入れる。

まだまだ先は長い、締め切りは近い。

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 近所の女の子、セネカの「人生の短さについて」

はないですか、と。

岩波文庫の棚にありました、よかった、よかった。

岩波文庫の古典は素晴らしい。

プラトンなんかも、全部並べたい。

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やっぱり、書き出しが、大事。

ホームズを読んでも、そう思う。

乱歩も書き出しが抜群に上手い。

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岡崎武志から、最近書いた掲載誌が、届く。

数にかぎりありますが、ある分、おわたしできますので。

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ホホホ座の山下くん、ご来店。

よくしゃべる山下くんでした。

岡崎が、学燈に山下くんはしゃべらない、

のことを書いていたので、わたす。

山下くん、喜んでいた。