古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日は、善行堂の定休日(火曜日)です。
市もなくゆっくり休みたいと思う。
今はデューク・エリントンを聴きながら書いている。
昨日は、大学院生Iくん、ドストエーフスキー全集(河出)お買い上げ。
子子子ちゃんや一麿くんもご来店。
最後はチョコパフュさん。詳しく書けないぐらい元気。私もちょっぴり元気になる。
このまえ市で買った本を2冊買ってくれる。
これはありがたい。チョコパフュさん、芥川全集を買ったという。話しているうち芥川を読みたくなる。倉庫に昭和のはじめに出たあの分厚くて軽い全集があるので取りにいこうか。
帰りガケに寄り、山下くんと、色々話す。にこにこしていたが、何かいいことあったんじゃないかなあ。
風呂読は、モームの雨。やっぱりなかなかいい。中野好夫の訳がいいんだなあ。
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今日は家でゆっくり休んだ。
ジャズを聴きながらモーム赤毛などを読んだ。
ジャズはアル・ヘイグのピアノを中心に。
例えば、こんなのを。

そういえば、ジャズ喫茶のYAMATOYAさん、3月1日にリニューアルオープンだとか。
1日に行ってみる予定。がんがんの音を期待して。
その日は特別な本を持っていき読みたい。
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レティシアさんの「女子の古本市」は、1月29日から始まります。
これは見逃せないでしょう。良い本が出そうな予感がします。
2月3日は長岡天満宮の古本市がありますね。
11時ごろから4時ごろまで。
こちらも楽しそうですね。
榊すいれんさん、よく動いてますね、応援したくなりますね。
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去年、市で買ったひと箱のなかに、これはちょっとめずらしいぞと思った一冊があった。
見たことのない詩集で『海と少女』というタイトル。著者は、中島完。
この名前はどこかで見たことがあると思った。
エミリー・ディキンスンの翻訳家だ。
そうかこんな自分の詩集も出していたんだ。
1956年、京都で発行された。発行者「詩人會えとわる」となっている。
「えとわる叢書3」ということは、1と2も出たんだ。
あとがきに、早川徹の名前があって、ちょっと調べてみたい気持ちになる。