古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

昨日は、忙しく、ほっとした一日だった。
学生が明治文学の研究書など買ってくれたので、いろいろ話をして、漱石や鴎外の本をお見せした。本そのものも好きな研究者になってほしい。研究者にならなくても、ずっと本を読み続けてほしい。
普段売れにくい本が動くと、やっぱり並べておいてよかったと思う。
デコさん、マサキングさん、杉山さん、と楽しい話。
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バッグにいっぱい、買い取りの本を持って来て頂く。
吉本隆明がたくさん入っていました。
すぐ並べたい文庫もあり、うれしかった。
西村さんが、そのなかから一冊買ってくれた。
買い取ってすぐ売れる。
そういうのが好きです。
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山田稔さん、ご来店。
「海鳴り」次号には執筆してくださったとのこと。
楽しみです。山田さんの本があれば、サイン入れてもらえるのに、残念だ。市にどかっと出ないかな。市だと、他店にもっていかれるかも知れないので、買い取りのほうがありがたい。
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田中さんから電話。
校正のことで弱音はいてしまう。