古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本を触ってはいるが読めてはいない日々が続いている。
そんなときに、會津伸が目の前に現れた。
會津さんは生涯、大学でドイツ文学を教えた人のようだが、今日まずその学術的な散文(神戸大学「研究」45号)を少し読んでみた。
詩集も読んでいるが、素晴らしいので、驚いている。
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マサキング登場。
スムースにサイン入れる。最近、ペヨトル工房の雑誌など買っていただいている。三島全集の特装も一冊お分けする。
もうすぐ善行堂で買った本が500冊になるという。
まだ一年ぐらいだからすごいことだ。
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デコさん、夕方に、ご来店。
いつものようにあれこれおしゃべりする。
大阪からの女性と男性、丁寧に棚を見てくれて、耕治人などを選んでくれた。もちろん話しかける。耕治人ですか、しぶいですねえ、と。
上林の『星を撒いた街』を読んで、私小説ももっと読んでみようと思ったという。うれしいですねえ。本が大好きだというのがよくわかるカップルでした。