古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

長野のSさんから電話がある。
先日のご来店のとき見て下さったのだろう。
島村利正、ありましたね」
ありますあります5冊ありますよ。
「全部送って下さい」
島村利正か、いいなあ、こんな地味な作家を買っていただけると本当にうれしいですよ。実に真面目な作家ですよ。まとめて島村利正を読むというのは贅沢な時間だなあ。外が雪の夜にコタツに入って熱い珈琲を飲みながら読みたい。また集めよう。島村利正が売れるのなら、古本屋としてやっていけそうに思った。そんなありがたい電話でした。
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恵文社のノムラさん、寄ってくれる。
戸板康二をお買い上げ。これもうれしかった。変な言い方になるが、戸板康二も売れるとうれしい作家だなあ。
ノムラさん、忘れ物。
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詩人の西尾勝彦さん、ご来店。
奥さんがおめでただそうです。あ、そうか、それはよかった。でもということはしばらく会えないか。
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Oさん、airbugくん、きりりんさん、西村さん、仏教大学の武田さん、マサキングさん、次々とご来店。楽しい話がたくさんありました。マサキングさんは、実にユニークですねえ。