古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

 文藝春秋社から「嗜み」が届く。
 鹿島茂氏が「京都「古書店」めぐり」で善行堂を紹介してくださったのだ。
 少し間違いがありますが仕方ないでしょう。そうでしたそうでした、ラシルド夫人の『超男性ジャリ』を買っていただいたのでした。
 この本開店から並べていたのですが、なぜ売れないのだろうと思っていたところだったので、よく覚えています。さすがですよやっぱり。
 私の本の紹介も入れてくださってありがたいです。
 特集は、読書の愉楽とある。
 なかなか面白そうな雑誌で、今日善行堂に持って行こう。
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 今日は、いい本を買い取らせていただきました。
 バイクで持って来てくださいました。
 今回で3回目か4回目。いつも売る本も買う本もすばらしい。
 『愛についてのデッサン』(みすず)が見えたので、思わず、これはうれしいなあ、と言ってしまう。
 こんな古本屋、他にないだろうなあ。ナボコフとか坪内祐三とか、和田誠とか、ありがたかったなあ。
 売ってくれるだけでもうれしいのに、たくさん買ってもくれました。
 『愛についてのデッサン』は、もう一度読んでから、もちろん売ります。
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 よこちん作の均一台も好調です。今は、歴史関係の新書をどんどん100円で出してます。戦争関係なんかもあります。
 京大のドイツ文学専攻の学生も。
 日本の詩もすきだという。吉岡実とか。
 僧侶が載っている『ユリイカ』(書肆ユリイカ)も、値段つけてなかったけど、ぜひと言われたのでお売りした。