古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

 いろいろあった二日間でした。
いまから善行堂に行くので、あまり書けませんが、帰ってきて続けたいと思っています。
内堀、季村対談を聞きにいったこと。
昨日、内堀さんが善行堂に寄ってくれたこと。
夜の忘年会のこと。
ある方が5箱も古本を送ってくださったこと。 
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 今日も買い取りがありました。
 バイクで持って来てくださいました。
 3回目でしょうか。いつも、あっと思う本があります。
 持っている本もありましたが、それは二階に置いておきます。
 後藤明生の『四十歳のオブローモフ』、旺文社文庫もいいし、神西清もいい。
 少し話ができたのもよかった。これだけの本を買うのだから、古本屋をめぐっているのだと思う。
 坪内祐三さんの本もありました。
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 昨日は、忘年会。
 去年まで、塾の冬期講習があり、この忘年会ってやつに参加できなかったんですよ。
 いいもんですね、忘年会。
 グレゴリ青山さんも来てくれました。みんなグレゴリさんに会えて喜んでました。
 ガケの山下くんもかけつけてくれました。
 版画家の吉田佐和子さんの静かだったのが、今考えるとちょっとコワイです。
 田中くん、中原くん、デコさん、はんのき中村くん、ホリさん、幹事の木更津啓さん、ありがとう。
 たしか新年会っていうのもあるんですよね。
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 今日の買い取りのなかに、永井荷風の『ひかげの花』、がありました。
 中央公論、昭和22年、再版、いい感じなので、読み返すことにしました。
 ゆったりと読める組み方で、文庫では味わいにくいですね。
 ぼくは『あめりか物語』も好きで、これから何度も読み返したい。
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 石神井書林内堀弘さんと善行堂でいろいろ話せた。
 年齢は変わらないがこの世界では、先輩も先輩、大先輩なので、教えてもらうことばかり。
 お連れは、この前、東京で、扉野くんと平出さんとの師弟対談を企画したという、お二人。
 若いのに、目の付けかたが、すごいですよ。ぼくも聞きにいきたかったなあ、この対談。
 善行堂の棚を見て頂けて、うれしかったです。
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 内堀さんと季村さんとの対談は、その場にいた自分をほめてやりたい、と思うほどの刺激を受けました。
 音楽もとてもよくて、ファンになりましたよ。
 内堀さんらしい、季村さんらしい、話でした。
 内容は録音していたので、どこかで読めるかも。
 そうそう、高祖保の話もでました。ちょうど、外村彰さんも参加されていました。
 知ってる人がたくさんいました。
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