古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日は疲れました

 朝、姉から電話があり、実家に置いていた本の一部を車で持って来てくれるという。
 姉から親は大喜びしたと聞いたが、こんなのほんの少しなんだけど、と言いたい。
 姉からも、ヒゲ剃りや、と注意される。
 Mさんが、いい本を持って来てくれた。
 まだ、『抑制の日』が見つからないのですよ、というと、
「ここにあるじゃないですか」と目の前の袋の中から一冊。
 これにはホント驚いたなあ。どれだけ探したか分からない。
 それが目の前にあったという。
 女性の方が『関西赤貧古本道』にサインを入れてほしい、と。
 もちろんよろこんで入れた。『関西赤貧古本道』も手持ち分がなくなってきた。
 著者割引で20冊ぐらい注文したら、増刷されるかも、なんて夢みたいなことも思い浮かぶ。
 他にもたくさん買っていただきました。この女性、私のブログも読んでる、とのことでした。
 こういう人があと100人いてくれたらいいのに。
 岡崎や林さんは一人でいいけどね。Mさんみたいな人もあと5人ぐらいほしい。
 バレてると思うけど、シングルモルト飲んでます。
 (つづく)
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 いやあ、昨日は……。
 今日25日の朝、ある方からのメールでびっくり。
 山田稔さんが善行堂に寄って下さったのだ。私は気づかなかった。
 中尾務さんが、バイキングの例会に京都に来られたとき、ショップカードを渡して欲しいと頼んだのだ。
 中尾さんが「善行堂っていう古本屋ですがなかなかいい本ありますよ」ともし言ってくれたとしたら、それは来てくださる可能性があるのだ。
 中尾さんはそんな人です。でも、先日もノムラさんにもお願いしたのに、もう来て下さったとは。はたしてもう一度来て頂けるかどうか。
 それは、いい本を並べ続けることができるかどうかにかかっている。
 山田稔さんの本を読んでお待ちしよう。善行堂に入ってもらっただけでうれしい。
 それとわかるのは、お元気だということでしょう。そのこともうれしかった。
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 昨日のつづきですが、「はんのき」の中村くん、林さん、扉野くん、次々とご来店。
 そのあと黒岩比佐子さん、中島先生、も。
 (つづく)
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 狭い店内、その上、椅子もなく、すみませんでした。
 黒岩比佐子さん、カワイイ人でした。詳しいことは書けませんが、原稿料の話で盛り上がりました。
 黒岩さんが飛びつくだろう本を用意して待っていました。文藝倶楽部合本です。木版口絵も鮮やか、気に入ってもらえました。
 本の好きな人に来てもらえて、善行堂はうれしかったです。中島先生とはハト友達だそうです。
 楽しい時間をありがとうございました。
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 吉田佐和子さん、ご来店。この日も負けてしまいました。コテンパンに。
 「山本さん、話の十のうち八はええかげんでしょう」
 観客もいないのに、ふたりでふざけ合っていました。
 吉田さんの眼が、リンゲルナッツの『動物園の麒麟』に。
 見つかってしまったら、もう逃げられないですよ、とリンゲルナッツに言いました。
 でもいい人に買ってもらってよかったです。
 私はまた探しましょう。2、3日でも善行堂に居てもらいたかったですが。