古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

恐るべし吉田佐和子

 実は善行堂、まだオープンしていなかったのです。プレオープンのままなのです。
 11月1日に、扉野くんプロデュースのオープニングイベントがあります。
 善行堂の看板を公開で作ってくれるそうです。
 絵は、林哲夫岡崎武志がその場で描き上げるというものです。
 詳しくはまたすべて決まり次第発表します。みなさん、時間あけといてください。
 スムースのメンバーにいろいろ応援してもらって、幸せな男です私は。
 知恩寺古本まつりにあわせて、岡崎武志イラスト原画展を開催します。こちらも楽しみです。
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 今日は、朝、ブックジャパンの書評を書く。
 書く仕事も一段落、ちょっと寂しいです。こうなると何か書きたくなります。仕事ください。
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 ああ、今日の一日を何に例えたらいいのだろう。 
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 なかなかお客さんが来ず、漱石の「それから」を読み返す。
 浦成さんと高橋輝次さん、ご来店。
 お二人との古本の話がとても面白い。四天王寺、天神さんで買った本も見てもらう。
 我等古本仲間、そんな感じでした。知恩寺のときにも寄ってくれるというので安心する。
 二人は近くの喫茶店へ。すると店の私にも珈琲が届く。いやあ、うれしかった、おいしかった。
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 書店員の西村さんと彼女?、ご来店。
 四天王寺に野呂の『丘の火』が出ていたという。それは欲しかったなあ。
 『古本検定』がもうすぐ出ますよ、と宣伝する。
 これもたくさん売れて欲しい本だ。きっと売れると思うが。
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 木更津啓さんも寄ってくれる。善行堂のオープニング手伝ってほしいと頼んでみた。
 ノンちゃんが来月京都にやって来るとも。知恩寺に来れないのは残念だ。ノンちゃんの古本力は東京で見せてもらった。手強い手強い。
 ここで吉田佐和子さん登場。私の家のご近所さん、加藤さんと。
 吉田さん、個展が近い(11月7日から15日まで、「りほう」)からか、ことばに勢いがあって、何回もの連打を受けた。
 今度は作戦を考えて立ち向かおう。
 木更津さんが、吉田さんの本を買ってくれる。それでも吉田さんのことばは私の方に。この前吉田さんの本を見せてもらったとき、私が興味なさそうだったというんだから、困ってしまった。興味ありますよ、絶対。木更津さん、私がかよわい男だと思っただろうなあ。