草森紳一『本の読み方』を読む。
ナンダロウくんから、新著『老舗の流儀』が届いたので、そちらも読み出す。
スムースメンバーが頑張っているのはうれしい。ナンダロウくんにもはやく善行堂をみてほしいが、忙しそうなのはいいことだ。またゆっくりと京都に遊びに来てほしい。『老舗の流儀』には、いろんな本の広告が載っていて楽しい。
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今日は、尾崎翠の研究者（大学院生、女性）がご来店。
今は前川佐美雄を調べているらしい。途中、「ジャズの専門店ミムラ」さんの紹介だと聞き、初対面なのに、いっぺんに和む。
９時過ぎまで話した。ミムラさんの知り合いだと聞くと、もうそのことだけで笑顔になる。
今年は研究費が出るのだそうで、ぜひ善行堂で購入してください、と頼む。
スムースのことも知っていて、うれしくなった。研究者も興味を持つ書物雑誌「スムース」、スゴイですねえ。
彼女は、所有欲がなく、本もべつに自分で持ってなくてもいいという。
そうじゃないでしょう、と色々素晴らしい本を取り出し説明した。
こうして近くに置いて、本をなでていると心安まって気持ちいいでしょ、と説明するが、わかってもらえなかった。当たり前か。
まあ、いろんな接しかたがあるわけで、自分とはちがった人と話すのも楽しい。
そうか、尾崎翠から橋浦泰雄への手紙を発見したのは、この子だったのか。
話しているときは気付かなかったが、鶴見太郎くんの本で手紙のことは読んだことがあったように思う。調べてみよう。
